仕事辞めて得るものと失うものを天秤にかけてみる

はぁ、決められない。

昨日、常務から退職について引き留めにあって、結局また迷ってしまっている。

ネットを見ると、一度辞めたいと言ったら心変わりするなとか、仮に引き留められて会社に残ったとしても裏切者扱いされるぞ、みたいなことも書いてある。

んー、、、まあ確かに。

常務は引き留めてくれたけど、残ると決めたら結局その後は自分でなんとか頑張っていくしかないわけで。「辞めないで欲しい」とは言われるけど、だからといって残留後のことなんて誰も保証しないのである。

この土日で答えを出さねば、、、と思っているが、なかなかすぐに答えは出せそうにない。

正直、ちょっと気持ちが揺れている件

ぶっちゃけると、金曜日に常務と話をして引き留められ、ちょっと心が揺れている。というか、だいぶ揺れているかも。

理由は、いくつかある。

・組織改革への期待感

・私の上司に対する不満を理解いただけた

・実は不完全燃焼

普段、口に出さないけどやっぱり常務も今の経営企画室を残し続けるつもりはないことを知れて、少し安心したのであった。

それに本心を言えば、毎日なーんにも考えずにダラダラしている上司はこのまま残り続けて甘い蜜をすすり続け、やる気のあった自分は心が折れて出ていくのも癪である。

しかし、残留してまた頑張れるのか?

とは言え、ずっとそう思いながらも壁とブチ破れなかったのはやはり自分の実力不足としか言いようがなく、残留したとて現状を突破できる可能性は低いのでは?という冷静な考えもある。

昨日も書いたが、組織改革を考えていると言われても人材を確保できなければ時間だけが過ぎていくだけだ。

先の見えない未来に期待して、今を一生懸命にやっていけるのか。冷静に考える必要がある。

仕事を辞めて得られるもの VS 失うもの

会社に残り続けることを考えると、正直「ああじゃあ欲しかったアレ買えるなー」という打算的な考えも出てきて、やっぱり自分て卑しいヤツだなとは思っている。(笑)

一旦、仕事を辞めて得られるものと失うものを正直に天秤にかけてみることにした。

得られるもの:時間的な自由、自己責任な人生

失うもの:経済的な安定

仕事辞めてやりたいことが明確じゃないからお金の重要度が増す

やはり、経済的な安定は大きい。

だけど、どうして自分は今の職場を辞めたがっているのか改めて考えると、展望の見えない中で意味のない日々を送るのが嫌だったからである。

つまり、お金をいただけても代償として無意味な時間に自分の人生を捧げなければいけないのが耐えられなかったのだ。

それなのにどうして「やっぱり経済的な安定は捨てにくい」と思ってしまうのか。

おそらく、私自身がまだ仕事を辞めて何をやりたいのか明確になっていないからではないか、と思う。

やりたいことがハッキリしていないなら、とりあえず今の所で働き続けてお金を貯めるとか好きなものを買った方が満足度は高い。

下手に辞めると経済的な不安定さで気が病むだけかもしれない。

もちろん、いくつかやってみたいことはあるが、どれも会社を辞めないと絶対できないこと、というわけでもない。それに、急に全部をやるのは無理な気もする。

だから、今の環境に一先ず身を置きつつ、新しい環境への挑戦ということで出来る範囲で生活環境や習慣を変えて行き、本当に仕事を辞めてでもやりたいことが形になったら改めて退職でもいいのかなとも思い始めている次第だ。

まだやれることがあるし、先を急ぎ過ぎているのか?

正直、まだ自分は何も成し遂げていないという気持ちは強い。そして、そんな自分に対しての嫌悪感や失望感もひどい。

だったらもう一度あがいてみるか??あがけるか??ー頑張りたい、ここで終わりたくないという気持ちはあるが、いったん「辞めます」と言った以上は冷静に考える必要がある。

もしかすると、自分は先を急ぎ過ぎているのかもしれない。

30代前半という貴重な時間をもっと輝かせたいーと思うあまり、したいこととしなければならないことがごっちゃになってしまっている気もしている。

1日2日で整理できることではないかもしれないけど、辞めるならその後どうするのか、本当に何をするのか。続けるならインセンティブは何なのか、それを出来る限り考えたいと思う。

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