ブログがオワコンでも書き続けるワケ【書くことを愛する人が残る】

ブログはもうオワコンらしい。

SNS全盛期なので、それもそうか。

しかし、自分はブログがオワコンというのはあくまで「お金を稼ぐ手段として」の話だと考えている。

オワコンと言われる中でも自分が最近になってあえてブログを立ち上げた理由は、やっぱり書くことが好きだからだ。

別に稼ごうと思っていないし、有名になろうとも思っていない。そうなったらすごいけど多分ムリだし。

でも、書くことが好きで、何を書こうか考える時間も好きで、そんな自分にはやっぱりSNSよりブログなのだ。

もし私と同じように書くことが好きなのにブログはオワコンって言われてるし、今から始めるのってやっぱり不毛なの?!なんて思っている人がいたら、こう言いたい。

好きなら書こうよ。

「ブログはオワコン」はお金稼ぎしたい&注目集めたい人の言葉

主観だけど、ブログはオワコンと言っている人たちって、金儲けや注目を集める上で有利なプラットフォームを意識している人の発言じゃないか?

具体的にブログの何がオワコンなのかというといろいろあるが、おそらく以下のような感じかと思う。

  • ブログ型アフィリエイトで稼ぎにくい
  • 情報源はSNSが主流になっている
  • ChatGPTなどの普及で「検索」をする人が減少

上記はとても理解できる。時代の流れには逆らえない。

ブログという世界を荒らしていった人たち

特に法人はWEBメディアの運営が儲かると分かるとこぞって自社メディア等を立ち上げ、大量のコピー記事をWEB上に投下していった。

これは情報の質を低下させただけでなく、それまで個人のものだったパイを一気に食う形になったと思っている。

今はその流れはSNSやYouTubeなどで見られると思うが、法人が参入してくると個人にほぼ勝ち目はない。

特に量とスピードが求められるものは、個人では太刀打ちできないだろう。

私はこうしてブログ界にズケズケと侵入してきて散々食い散らかし、儲けれなくなったと知ったらサーッと去っていくヤツらのことが嫌いである。

理屈などなく文章を書くのも読むのも好きだった私にとっては、書くことに愛などない人間によってブログが金儲けの媒体にされたことが悲しい。

ブログにお金じゃない価値を感じる人間もいる

ブログがもう、稼ぐ手段や人からの注目を集める手段としてはオワコンとして。私はそれでもブログを書き続けたい。

なぜかというと、私はブログーつまり「書くこと」にとても価値を感じるからだ。

例えば、以下のような感じ。

  • 頭の整理
  • 「好きなことに集中している」感がある
  • 自分の世界観を出せる

上記のように、書くこと自体が好きな自分にとってはブログは本当に大切なプラットフォームである。

まあ、別にスマホのメモ書きとかでもいいし、ノートに書きこんでも良いんだけど、なんかこう自分はブログが好きなんだよなー。

狙わないから楽しい

当ブログは検索での上位表示を狙っていない。趣味100%って感じ。(笑)

だから書いていてストレスがないし、立ち上げて間もないけどそこそこ更新できている。

みんな、SNSとかやってて疲れないのかな。自分の世界に没頭して、思考を整理しながらひたすら書くというのがご褒美みたいなもん。

ブログ的プラットフォーム(コミュニティ)で書かないわけ

純粋に書くことが好きで、書くことでメンタルが安定する人は、読まれることを意識しなくても大丈夫な個人ブログを立ち上げて、好きなことを好きなように発信するのがやっぱり一番じゃないかな。

とはいえ昨今のブログの扱いはやっぱり昔とは違うし、例え何か文章ベースで発信するにしても、Wordpressを使って立ち上げたブログとかじゃなくて、noteなど人が集まりやすいコミュニティで書く人がさらに増えると思う。

でも、ああいうプラットフォームも最初こそ「書くことが好きな人、集まれー」なんて言っておきながら、結局は読まれてナンボ、稼いでナンボというビジネス臭が漂うサービスになっていく。

個人的にそこがイヤ。結局、影響力をいかにデカくするかという課題にぶち当たるので、書くことが楽しくなくなってくる。ビジネスでやらずにただ趣味として日記のようにダラダラ書きたいなら、自分でブログを作るのが一番だと思う。

今だからこそ。ブログの良さとは

私は、むかーしのブログを読むのも好きだ。中学生の頃とかいろんな人の「日常ブログ」をめちゃくちゃ読み漁ってた。(笑) それで、自分もやってみたらクソ楽しかったので大人になった今でもこうやって書いている。

ただの個人ブログがやがてお金儲けの媒体となり、そしてSNSへの移行によりブログ界が閑散としてしまっている今だからこそ、個人ブログの面白さをちょっとだけ語ってみる。

  • 自分/ブログ主の世界観に没頭できる
  • 共有機能がSNSほどないので平和
  • 長文でしか出せない文章力やストーリー性に惹かれる

さっきまで書いてきたことと被るけど、読み手の立場になっても同じ。

1.自分/ブログ主の世界観に没頭できる

ブログは箱みたいなもんなので、記事を読んでいるあるいは書いている最中はその世界観に没頭できる。

急がず、焦らず、自分のペースでじっくりと読むことができる。個人的にはブログ主が一番最初に書いた記事を読むのが好き。(笑)

SNSやYouTubeと違って、1つの記事を読んだらすぐ他の人の類似のコンテンツが流れてくる…ということはない。ブログ内でのおすすめ記事は出てくることはあるものの、それはあくまでも同じブログ内での記事だ。

せわしくないのでじっくり読むことができて、精神的にも良い感じ。

2.共有・共感機能がSNSほどないので平和

拡散されてナンボ!とはちょっと違うのが個人ブログ。いやもちろん、面白いブログなら拡散されるだろうけど、SNSとはちょっと違うというか。

常に周りに人がいる感じじゃなくて、拡散されるにしてももっとジワジワといったイメージ。

それと、SNSは個人の承認欲求を上手く利用したビジネスだけど、個人がつらつらと書いているブログはそういう世界からも距離があって平和。

3.長文でしか出せない文章力やストーリー性に惹かれる

SNSではいかに短時間でキャッチーなコンテンツが作れるかがカギだ。スピード感あるものも面白い。

だけど、個人ブログにはもっと中身が濃くて、じっくり書き手の文章や感性と向き合う面白さや魅力があると思う。

それに、ブログはSNSより個人の家というか箱みたいな感じが強いので、ただ過去の記事を順番に読むというより、コンテンツごとに整理されていたり、装飾がされていたりと、独特の味が出る。そこも好き。

最近はとにかくなんでも短いものが求められる時代になったけど、長文でのアウトプットを積み重ねた先にしかない表現や世界観がある。だから、自分の内面を出したり向き合ったりするなら、ブログの方が良くない?って思うこともある。

未来のブログの価値なんて分からん。でも好きだから書く

ブログがオワコンだろうが何だろうが、書くことが好きならどんどん書いたらいいと私は思う。

当記事の最初らへんに書いたが、ブログが金儲けの手段として利用される時代は終わった。

だから、これからは本当に文章を書くことを愛する人がブログ界に残っていくと思う。

よく分かんないけど、本当はブログ好きなのに無理してSNSやってる人とかいないんだろうか。

私はブログが好きなので、オワコン時代でもガンガン書き続けていく予定です。

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